1月24日(金)に麻布教育ラボ所長 村瀬公胤先生をお招きして、授業づくり研修会を行いました。当日は、2学年、3学年、あおぞら学級の公開授業、午後の研修会では、授業研究会と村瀬先生からこれからの授業づくりについてご指導をいただきました。
公開授業では、本時の学習問題を解決するために子ども同士が活発に話し合いを行いました。互いに相手の考えを聴いたり、友達の考えを認め合ったり、自分の課題にチャレンジしたりする姿がありました。
また、毎時、本時の学習の振り返りとして取り組んでいる「マインドマップ」づくりでは、本時、自分が分かったことや考えたこと、思ったことをノートや教科書、プリントなどを見返しながら、自分の学びの成果を綴っていました。こうして「マインドマップ」を活用し、毎時間、学習の振り返りを行うことで、自分が何を学んだのか、どんなことが分かったのかなど、自分の学習の状況を客観視することで、子ども自身が学ぶことへの手応えを感じています。
村瀬先生には、毎年、授業づくり研修会に来校していただき、子どもたちの学びの姿から教師の支援のあり方についてご指導いただいております。今回、村瀬先生からは「子どもたちが思わず考えたくなる『問い』が洗練されてきたので、子どもたちも意欲的に学習に取り組むことができている」「先生方が、子どもが学びに向かうために、子どもたちの声を丁寧に聴くことや学びに向かう子どもたちの取り組みを認めながら取り組んでいるので、どの子も安心して学ぶことができている」「一人ひとりの課題に応じて、学習への見通しがもつことができる視覚支援、その子にあった学習課題、困ったいつでも相談できる雰囲気づくりが大変すばらしい」とお話しをいただきました。